STEP3 さぁ、留学生活スタート!
帰国する前に
終わりよければすべてよし、帰国までのわずかな日々こそ、大切に過ごしたいもの。
ここでは、帰国前に覚えておきたいポイントをご紹介しましょう。
荷物は海外宅配便や国際小包で計画的に
身軽な荷物でやってきたつもりでも、短期であれ長期であれ生活すれば、それなりに荷物は増えてしまうもの。帰国の際には、必要のなくなったものから計画的に送り返そう。海外宅配便を利用するなら、発送者と受取者の宛名を両方とも自分にするといい。本人から本人宛の荷物に限り、別送品(身の回りの品を本人が携帯せずに、別便で送る荷物のこと)扱いとなり、関税がかからない。発送者と受取者が異なると、一般品扱いとなり課税されてしまうので気をつけて。国際小包の場合、航空小包、エコノミー小包、船便小包の3種類がある。一番早く届くのは航空小包だが、その分値段も高い。帰国後の荷物の重要度に合わせて、送付方法を選択、リーズナブルに賢く送り返そう。
日本で、現地でお世話になった人たちに感謝のしるしを
慣れない海外生活で一番身にしみたのは、多くの人のありがたさではないだろうか。日本で、現地で、いろんな人に助けられた留学生活。感謝の気持ちはきちんと伝えたい。日本で帰国を待つ、家族や友人には留学先の国ならではのお土産を用意しよう。高価なものでなくても、その国らしさが感じられるものがいいのでは。また、お世話になった現地の人たちには、感謝の言葉を伝えると同時に、帰国後にはお礼状として手紙やカードを送ろう。出会えた縁は、今後も大切にしていきたい。
素敵な思い出は自分らしくカタチに残して
海外での暮らしのなかで経験したさまざまな出来事は、留学生活の記録としてきちんと残しておきたいもの。写真やパンフレット、チケットなどをスクラップしてみては。コメント付きにすれば、なお楽しい記録に。自分自身の思い出のためにもなるし、日本の家族や友人に留学生活を語る時にも大いに役に立つ。